水虫の治療法〜外用薬と内服薬〜

水虫の治療法に使う薬には外用薬(塗り薬等)と内服薬の二つに分かれます。この水虫の治療薬は抗真菌剤と呼ばれアゾール系と非アゾール系に分かれます。アゾール系はムズム氏とカンジタに効き目があり副作用も少ないのが特徴です。

一方非アゾール系は水虫のち要役としての効果は高いですがカンジタにはあまり効き目がありませんのでカンジタの治療薬を選ぶ場合はアゾール系か非アゾール系か確認することが大切です。

水虫の治療法で薬を使用する場合には根気が必要です。たいがいの人は水虫の薬を使用して少し良くなってくると水虫の治療薬を服用する頻度が少なくなります。それで治ったと思い薬の服用をやめてしまいます。一見治ったように見えても水虫菌はしぶとくまだ生きてるのが普通です。

水虫の症状が無くなり治ったと思ってから少なくても2か月から3ヵ月はそのまま水虫の治療法を続けましょう。また、水虫かどうか自分で判断できる場合もありますが、水虫でなく他の皮膚病も考えられますので医療機関で正しく診察してもらうのが間違いないでしょう。

水虫の治療法〜パルス療法〜

水虫には、足水虫(足白癬)、爪水虫(爪白癬)、趾間型水虫、小水疱型水虫、角質増殖型水虫、シラクモ(頭部白癬)、ゼニタムシ(体部白癬)、手水虫(手白癬)、インキンタムシ(股部白癬)などの種類があります。

水虫の治療法は水虫の種類によってさまざまですが、中でも爪水虫の治療法でパルス療法というものがあります。これは日本ではあまり聞き慣れませんが欧米では主流の水虫治療法になっています。パルスの意味はエレクトロニクス業界では電流が瞬間的に流れてしばらく休むような形の波形をいいます。

わかりやすいところでは、117の時報で「ピッピッ」という音がパルスです。このようにある動作を継続したあとに一定期間休みをとるというものです。水虫の治療法でパルス療法もこの原理で、水虫の薬を1週間服用してそのあと3週間休むことを1クールとし、これを 3クール行うのがパルス療法です。

なぜ休みの日をとるのか?続けて水虫の薬を服用すればそれだけ早く効き目があるのでは?と疑問が出てきます。しかし、薬を飲み続けると肝臓に負担がかかります。お酒を飲む人が休肝日を作って肝臓を休ませると同じように水虫の薬でも休みとる必要があるということです。

2003年まではこのパルス療法は保険適用外でしたが2004年2月に保険適用になりました。もっとも保険適用でなければ爪水虫の飲み薬は高額なので払えるものではありません。

水虫の治療法〜木酢液で治療〜

水虫の治療法に木酢液を使用する治療法があります。木酢液とは炭を焼く過程で出る煙を冷やして液体にしたもので有機酸、フェノール、タールなどが含まれるため弱酸性を示しまた強い殺菌作用があるので、水虫の治療法にも使われています。

ちなみに木酢液と竹酢液というのがあり炭にする過程で木か竹かの違いだけですが竹酢液の方が若干値段が高くなります。木酢液で水虫の治療法ですがまず用意するものは木酢液とナイロン袋、輪ゴムまたは紐を用意してナイロン袋に足を入れ木酢液を患部が隠れるくらい入れて輪ゴムやひもで固定します。

そのまま水虫の度合によりますが30分から2時間くらい患部を木酢液に浸けておきます。その後タオルで拭いて乾かします。角質がポロポロはがれてきてきれいなピンク色した新しい皮膚が出てきます。これで終わりです。

木酢液によっては洗い流すタイプとそうでないタイプがありますからよく説明書を読んで使用して下さい。また、木酢液の濃度についてもそのまま使用するタイプや原液を薄めるタイプがありますので注意が必要です。必ず濃度と浸す時間を守って行わないとタダレや他の皮膚病になる恐れがありますから注意して下さい。


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